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古いフロッピーディスク

昔のメールなんて読み返すもんじゃないですね。
昨日、古いフロッピーが出てきて、何が入っているのかと興味半分で中を見たら、古いメールの受信送信記録と、添付したjpgファイルが入ってた。
懐しくて読み返していたら、メールの殆どはパートナーと私のやりとりで、幸せな言葉半分に悲しい言葉半分。
幸せな言葉の裏側に、悲しい現実が半分。

いつもそうなんだけれど、私はつらい気持ちがワンテンポ遅れてやってくるのです。
メールを懐かしんでいるときは良かったけれど、あとになってどんどんと憂鬱の波が押し寄せてきました。
小さいけれど、津波です。
小さいけれど力強い…油断のならない津波という感じです。


「昔のメールなんて読み返すもんじゃない」
メールだけじゃなくて、昔のものはすべて、危険なのだと思い出した。
人間は過去のことを美しい記憶にして保存したがるみたいで、つらかったことだって日薬で薄れ、それほどでもなかったように記憶していたりする。
だから生きて行けるのだと、事あるごとに気づきます。

だけど、手紙や写真や場所…「形」として残っているそれらのものは、決して記憶が優しく姿を変えたりしていないありのままの姿で容赦なく存在し、過去の苦痛をそのままの形で突きつけてくる。
それをうっかり忘れてしまう。
その忘れる力も、生きるために必要な力です。
そういうものだから、過去の遺物には、本当に気をつけなきゃいけません。
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