心を病む準備?
「もしもドラえもんの道具で、記憶を消すことができるとしたら
あなたはそれ、使いますか?」
と、先生が私にたずねました。
「私は、なんで今になってこんなことになってるんでしょう。
ずっとずっと、長いこと大丈夫でやれてきたのに。
なんで今なんでしょう。
加害者や周囲への無意識のあてつけなんでしょうか。」
という私の質問に対する先生の逆質問です。
すべてを忘れてしまえたらどんなに楽だろう・・と、自分がそう思っているとばかり信じていました。
ドラえもんがもし、被害記憶を忘れてしまう道具でなにもかもを無かったことにしてくれたら。
でも、私は
「忘れてたまるか」
と思っていたのです。
「あなたはその記憶を誰にも話さず、周りの人を守るために自分ひとりが抱えて、例えば・・・墓場に持って行くぞと、そう思っていたわけですよね。」
そうそう・・・そのはずでした。
もしかしたら私は、そんな自分、そんな強くて大きな自分になりたくて、
出来もしない課題を自分自身に出来ると嘘をついて
そして抱え込んで今までやってきた。
誰の力も借りるものかと頑張ってきた。
何年も何年も経って、そして今になって私はあらためて、抱えきれない解決できない課題を、これは私の重荷なんだと初めて気づいて、
「重い」
と声に出したのだと思います。
「重いよ、もうやだ。」
と言ったとき、私は心を病む準備がようやくできたという事なのかもしれません。
この話が済んで、ストンと腑に落ちた何か大きなものが、心の中であるべき場所に収まったように感じがしました。
あなたはそれ、使いますか?」
と、先生が私にたずねました。
「私は、なんで今になってこんなことになってるんでしょう。
ずっとずっと、長いこと大丈夫でやれてきたのに。
なんで今なんでしょう。
加害者や周囲への無意識のあてつけなんでしょうか。」
という私の質問に対する先生の逆質問です。
すべてを忘れてしまえたらどんなに楽だろう・・と、自分がそう思っているとばかり信じていました。
ドラえもんがもし、被害記憶を忘れてしまう道具でなにもかもを無かったことにしてくれたら。
でも、私は
「忘れてたまるか」
と思っていたのです。
「あなたはその記憶を誰にも話さず、周りの人を守るために自分ひとりが抱えて、例えば・・・墓場に持って行くぞと、そう思っていたわけですよね。」
そうそう・・・そのはずでした。
もしかしたら私は、そんな自分、そんな強くて大きな自分になりたくて、
出来もしない課題を自分自身に出来ると嘘をついて
そして抱え込んで今までやってきた。
誰の力も借りるものかと頑張ってきた。
何年も何年も経って、そして今になって私はあらためて、抱えきれない解決できない課題を、これは私の重荷なんだと初めて気づいて、
「重い」
と声に出したのだと思います。
「重いよ、もうやだ。」
と言ったとき、私は心を病む準備がようやくできたという事なのかもしれません。
この話が済んで、ストンと腑に落ちた何か大きなものが、心の中であるべき場所に収まったように感じがしました。