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moon

Author:moon
自己紹介

子どものころ性虐待を受けていました。
長い間、そのことを忘れたかのように普通に暮らしてきたのだけど、少しずつパンドラの箱を開けながら自分と向き合うことを始めています。
今はまだ途中ですが、さらに幸せになることを目指して明るい場所に向かって歩いて行こうと思っています。

はじめましてのご挨拶↓
http://moon5.blog41.fc2.com/blog-entry-185.html


私の生い立ちと長い自己紹介のサイトです。AC(アダルトチルドレン)についても試行錯誤した記録を残しています。↓
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dark side of moon

SAの後遺症、OCDと共存しながら楽しく生きようと模索中
2013年06月の記事

性暴力・・・Sexual Abuse

Sexual Abuse(SA)の被害者が風俗の仕事を選んだりすることが少なくないってご存知でしょうか。
なんでまたよりによって・・・って思われてしまうのかもしれません。
でも、そういうことになっちゃうんです。

私は、風俗の仕事をしたことはありませんが、その気持ちはわかります。
セックスというものに混乱させられ翻弄されてきて、
ある年齢になるとそれを能動的に征服したくなるのかもしれません。
いえいえ、そんなにロジカルに自己分析が出来ているわけではなく、
ただただ何かに追われるように
苦しさから逃れるように
救いを求めるようにして
セックスのある場所に逃げていく・・・そんな感じです。

セックスを自分のコントロール下・・という位置に据えるためにセックスを繰り返す。
そういうことをせずに居られなくなる心理があるのです。

簡単にいえば、過去の忌まわしい記憶を上書き保存したいということです。

あまりに忌まわしく過ぎて人生を黒く染めすぎてしまった出来事は、
上書きしてもなかなか白くなりません。
だから、一所懸命上書きを繰り返しちゃうのです。

多分そのためにSA被害者は再度性暴力を受けやすい状況に自ら近寄っていってしまう。
そして時には同じ事が繰り返され、さらに傷をえぐってしまう。
けれど、それは周囲にどう映るのでしょう。

自業自得に見えるんでしょう。
多分私が何も経験したことのない人間ならば、そう思うだろうし軽蔑もするかもしれません。

仕方のない誤解かと思うし、理解されにくいのは重々解っていて、あえて言っておきたい。
いたたまれない思いで、セックスに近寄っていってしまうこと。
それが、自己肯定感を取り戻す唯一の方法だと感じてしまうこと。

多分無意識でそうしている人もたくさんいると思います。

平然としてセックスに挑んでいく若い女性を見る度聞くたびに、
その上書きしきれない黒いファイルのことを思って悲しくなります。



だって、その黒いファイルは、そんな薬物中毒のようなセックスでは上書きできないんですもん。


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THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |

自己肯定感

自己肯定感。

ちょっと難しいけど
漠然と・・・

そんなものは殆ど無いわ

ってのはわかる。


誰かに否定された時傷つけられた時
落ち込んでも立ち直れる力?

そんなときにも揺るがないidentity?


アダルトチャイルドで
性暴力被害者

そんな人に自己肯定感はちょっと難しい。


まあ、想像するに、
それがあれば困難を乗り越えやすい

って感じでしょうか?


自分を健全に愛せる

って感じでしょうか?



性暴力をうけるに値する自分
機能不全家庭の中にいる
存在が不安定な自分


仕方ないので
他者に『肯定」を頼むしかありません。

ではどうやって?




うーん




どうやってでしょうね。

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THEME:AC(アダルトチルドレン) | GENRE:心と身体 |