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moon

Author:moon
自己紹介

子どものころ性虐待を受けていました。
長い間、そのことを忘れたかのように普通に暮らしてきたのだけど、少しずつパンドラの箱を開けながら自分と向き合うことを始めています。
今はまだ途中ですが、さらに幸せになることを目指して明るい場所に向かって歩いて行こうと思っています。

はじめましてのご挨拶↓
http://moon5.blog41.fc2.com/blog-entry-185.html


私の生い立ちと長い自己紹介のサイトです。AC(アダルトチルドレン)についても試行錯誤した記録を残しています。↓
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dark side of moon

SAの後遺症、OCDと共存しながら楽しく生きようと模索中
2010年01月の記事

卒業

昨日娘+実家の人々が家に来て一緒に夕食をした。
有り難いことにXは仕事だから、残りの全員で。
楽しかった。
ようやく最近になって私は、だいたい平常時は、無理なく彼らと上手くやっていけるようになった。
それは不思議と、心を病み始めるのと比例して、どんどん楽に付き合えるようになっていった。
素人判断だけど、何かが表に出るための穴が開けられたのではないかと思う。
その穴は、パートナーなしでは、私一人では決して開けられなかった穴だ。
火山の噴火口のようなものだけど、噴火するというよりは、静かに絶えず流れ出ることが出来るようなもので、それを心の病と医学的には呼ぶのではないだろうか。

実家の母と姉の間にあり、姉とその娘(姪)との間にある共依存は、今遠くから彼らを静かに眺めることが出来る状態の私には、あまりに典型的すぎてわかりやすい。
姉は母との共依存関係から脱することを試みた時期があった。
それははるか昔、Xと結婚する前のことだと思う。
だけど彼女はその作業を放棄した。
それもこれも、すべて無意識の中で行われた事だったと思う。
けれどその当時、姉がよく言っていた言葉は
「物質的じゃない愛情が欲しい」
だった。
彼女なりに一所懸命心の葛藤を言葉にしたのだろうけれど、なんと陳腐なセリフだろう。
そして、姉は共依存関係から脱することをやめることによって得た楽チンさに、多分魂を売ったんだと思う。
そしてあの男を愛した。
あるいは愛したことにした。
それは私にも解らない。
どっちでもいい。
どっちでも同じことなのかもしれない。

彼らには考える時間が無い。
考える時間を持たない。
特に内省する時間は皆無なんだろう。
そんなことをすれば、自滅するのを解っているわけはないだろうが、無意識というものは下手な考えよりよほど賢明だ。
彼らのような自分の無意識を見つめることをやめた人たちは、魂が多分その危険性を知っているからなのだろう。
魂は無意識より、さらに深く、さらに賢明だ。

彼らが幸せだと私も嬉しい。
彼らのために美味しいものを作った。
楽しく食べて、楽しく語らった。

そして
ものすごく疲れきった。
だから今日は一日、ただただごろごろして充電した。

こうすればいいんだ。
それももう身につけた。技、テクニック…だ。

もう大丈夫。
私は、母に誤解を受けることがあったとしても、夢中で言い訳をすることは、もうしないだろう。
私は、母に理解を求めることはあっても、結果に期待はしないし、それが無理だと解っても落胆はしないだろう。

そんなことが夢のまた夢であることは充分知っているし、結果が悪くたって少しは悲しくなりもするだろうけれど、やりきれずに悶え苦しみ、そして噴火しそうな自分を持て余して自らを傷つけたりすることは、もうないだろう。

THEME:■アダルトチルドレン(AC)■ | GENRE:心と身体 |

夢と薬

今朝、強姦されるという酷い夢をみた。
以前主治医に、悪夢が酷いと訴えてから漢方をもらって飲んでいる。
いつもは比較的効いている。
それなのに…。

というか
それだからなのか、あんな酷い夢をみた割にはその後起きてからあまりつらくなかった。

Xが、夢の最後の方で出てきた。
それ以前の流れがはっきりしないのだが、強烈に覚えているのは
なにかに押さえつけられて身体が動かない状態で、目の前にXの顔がどんどん近づいてくる。
そしてその唇が私の唇にかぶさるように押し付けられた。
私は固く口を閉じて息を止め、身体をできるだけ後ろに引いた…動けなかったけど。

これは私にとって相当ショッキングな夢のはずで、酷く引きずってもおかしくないのに、
それが今日はそれほどでもなかった。

あー気持ち悪かった、オエーっ
と思って、しばらく不快だったけどそれ以上落ち込むきっかけにはならなかった。

これが薬の効能?
薬ってホント凄い。
THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |

初恋

最近ネットで知り合った方…もちろんお会いしたことはない方です…が、今恋をされています。
仮にTさんとしますね。
Tさんのブログには、最近凄くピュアな思いが綴られており、それらの文章は「無償の愛」という言葉を思い出させてくれます。
そして、遠い遠い昔の自分の初恋をも思い出させてくれます。
アダルトチルドレンにとって、恋をすることは時に苦しみばかりの経験になります。
多分私の初恋の相手もやはり、少なからずACであったのだろうと今にして思えばわかります。
そしてもう一つ私の初恋を苦しいものにしたのは、明らかにSA被害者であるが故の私自身の葛藤でした。
それも今だからわかることです。
私は何も知らず、自分のことをなにも正しく分析出来ず、ただただもがく事しかできませんでした。
その辺の経緯は、ホームベージにすこしだけ書いたのだけど、年を経るごとに、少しずつ真実が見えるようになった。
長い時間がかかりました。

さて、そんな私はTさんの恋心を胸が苦しいような、晴がましいような、不思議な気持ちで応援しています。
今恋をしている人…。
恋は、真剣にすればするだけ、心の成長になる…私はそんなふうに感じます。
多くの片想いの人達へ…。
結果は人それぞれでしょうけれども、必ず愛した分だけの宝物が心の中に残る。
だから勇気を出してくださいね。

THEME:■アダルトチルドレン(AC)■ | GENRE:心と身体 |

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

昨年末の落ち込みから立ち直りつつあります。
年末は病院がお休みになるので不安でしたが、大丈夫、思ったより酷くならずに乗り越えました。

乗り越えてしまうと、なんのことはない…のですが、落ちているときはもう、実に八方塞がりなきもちです。

多分今年も浮き沈みの激しいプログになるのだと思いますがよろしかったらのぞきに来てやってください。

それから、もし興味がおありの方がいましたら、←左のプロフィールの最後に貼ってあるバナーから、ホームベージへも飛んでみてください。
プライベートなことが多く今現在更新はしておりません。
ハンドルもこことは違うのですが、昨年末からリンクしてみました。
主にACとしての自分について書いております。

では、今年もどうぞよろしく、お願いいたします(^^)
THEME:■アダルトチルドレン(AC)■ | GENRE:心と身体 |