胸騒ぎ
息苦しい。
私の一部が何かを思い出している。
私の
正直な私の一部が
何かの記憶を呼び覚まし、
私の身体はそれを知って
呼吸を乱している。
その一部が
私の中の賢者だとしたら
私の中の愚者は
考えている。
そして愚かなことに
答えが解らない。
これが何なのか。
逃げればよいのか。
逃げてはいけないのか。
多分、健康な病人達は
こんなとき逃げるんだろう。
これ以上病まないように。
けれど私の中の愚者は
不快の原因に近寄ろうとしてしまう。
恐怖の対照をのぞき込もうとしてしまう。
すっかり病んでしまった
もう取り返しのつかないくらい病んでしまった
助かる見込みのない病人だから。
私の一部が何かを思い出している。
私の
正直な私の一部が
何かの記憶を呼び覚まし、
私の身体はそれを知って
呼吸を乱している。
その一部が
私の中の賢者だとしたら
私の中の愚者は
考えている。
そして愚かなことに
答えが解らない。
これが何なのか。
逃げればよいのか。
逃げてはいけないのか。
多分、健康な病人達は
こんなとき逃げるんだろう。
これ以上病まないように。
けれど私の中の愚者は
不快の原因に近寄ろうとしてしまう。
恐怖の対照をのぞき込もうとしてしまう。
すっかり病んでしまった
もう取り返しのつかないくらい病んでしまった
助かる見込みのない病人だから。
THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |