自分の
身体と心を
自分で守ることが出来ます
そういう権利があります
今気がついた人は
今からはじめましょう
まだ遅くないです
どんな人も
まだ遅すぎると言うことはないです
それは義務でもあります
自分を粗末にするのは
いけないことだよ
ヘンタイ・Xが、
ヘンタイのくせに、この家に上がり込んできた日
「じゃね、さよなら。」といった後に、
目眩がするような感じがして、
しばらくしたら、呼吸が苦しくなって、
夜になったらパニックになった。
明日は、絶対に入れてやらない。
ここは、ヘンタイの来るところではありません。
自分の気持ちを言葉にするのに、何故一年以上も費やさなきゃならないんだろう。
一瞬で終わる人もいるのに。
そうやって私の頭の中には、
つねに無用のぐるぐるが渦巻きまくってる。
言葉にしてみたら、ぐるぐるがようやくその形を現し始めた。
それはとても滑稽な形。
とても薄い水色をした哀しさ。
そして消え入りそうになったり燃え上がったりを繰り返す
赤い怒り。
半分眠ったような頭で見た、これらの光景。
無意識のまま家に辿り着いて、
その光景を抱きしめて眠った。
とりあえず、頑張った自分におめでとう。
私だけは、私に拍手を送る。
ヘンタイ・ヤギが公の場で裁かれようとしているのに
ヘンタイ・Xは何故裁かれないのだろう
それどころか、まあ、なんというか
保護されているというか
ヘンタイ・ヤギはヒトの肉体の機能を止めたからか
ヘンタイ・Xも
だけど
何かの機能を止めた
彼らが何と何を止めたのか
本当のことを知っているのは神だけなんだろう
ヘンタイ・Xを裁くのは
神の仕事だ
私の仕事じゃない
いや、神は裁かない
「在る」のは「真実」だ
私は今日も一日を精一杯生きよう
顔を見ない
話すときも顔を見ない
手も見ない
何処も見ない
絶対に見ない
けど、
耳を塞ぐことができないので
あの声が聞こえる
バカじゃないのか、こいつ
どうやら、かわいそうにXもパワーゲームを叩き込まれてるらしい
今夜になって、初めて気付いた
なんだよ
私と同じなんじゃないか
でも私はバカじゃない
歩道の
アスファルトの隙間
僅かな土に草が生えて、
今朝小さい花を咲かせていた。
自分の不運を嘆いたりもせず、
回りを見て羨んだりもせず、
水が足りなければ、根っこを張り巡らして
光が足りなければ、身体を傾けて
弱々しいけど花を咲かせた。
私が見てるよ、
知ってるよ、
がんばったこと。
今日一日の元気をくれて
ありがとう。
死んだ父が夢に出てきた。
一緒に食事に行こうと待ち合わせをしたら、
知らない女の人を二人連れてきた。
父にベタベタしてた。
タクシーを呼んで、レストランに出かけた。
お店に入って注文した。
父の顔を見た。
変な顔だった。
気持ち悪い。
違う、父じゃない。
本物の父に会いたい。
私は今、とっても心細い。
リストカットした腕を写真に撮って
公開する人達の
心の中が
初めて少し解った気がした
『本当のことを言ってよ。
現実に目を向けてよ。
真実を見抜いてよ。
見たくないものも、ちゃんと見なよ。 』
っていうのと同じ事かな
ようやく産まれ出た
私にとっては大切だった短い言葉は
一瞬の
曖昧な微笑みのような、
戸惑いのような
憎しみのような
わけの解らない表情とともに放り出されて
さみしく恥ずかしく空中に漂ってた
だから回収した
滑稽だ