昨日から、以前鬱になったときの前触れに似たような状態になっていて
すごく怖い。
あんな辛いのはもう二度と嫌だ。
私の不安と憂鬱に飲み込まれるのは、流石にパートナーももうギブアップだと思う。
なんとか這い上がれるうちに這い上がるぞ。
井戸の中に落ちて、よじ登れなくなる前に。
まだ捕まるところがあるうちに。
どこでもいいから足をかけて、ぐいっと体を持ち上げて、最後の力振り絞って
この井戸の縁から外へ。
もう限界を感じてメンクリにまた行くことにしました。
引っ越しもしたので、新しい病院。新しい先生です。
とりあえず気になっていた近くのメンクリをネットで調べて評判など読んでいたら怖くなり、何が怖いって不用意な言葉で傷つけられたりすることが怖くて。
先生はそのつもりがなくても、精神科の先生なのに鬱になりそうなことを言う人がいるのです。
いや、あえて何かの目的でメンタルを究極の状況に持っていこうとするのか・・・とか考えるのですが、どうなんだろう。
いずれにしてもそれで結果的に良い方向に行けばいいのですが、潰れてしまうこともあるだろうし。
自分の豆腐メンタルっぷりを熟知しているので余計心配でした。
結果的にそういう危惧は全くの思い過ごしでしたが、これもネットの評判通り「もしかしたら、隠れた名医なのかも。」「かなりの変人であることは確か。」「合うか合わないか、両極端」などのコメントがすべて納得行った・・・という感じの先生でした。
とにかく話を聞いてくれるのはありがたかった。
こんなにメンクリの先生に話をしたのは初めてで。
聞きたいことがちゃんと聞けました。
謎が、今までぼんやりと謎だったこと、それが少し明確になってくるためのキーワードをもらえました。
それを少しずつ、書いていこうと思います。
自分のための覚書の意味も含めて。
まず第一日目、わからなかったことがわかった。
前進しました。
そしてわかったことで、少し、前より苦しくなりました。
時々イライラの悪魔が襲ってくる。
きっとストレスが飽和状態になった時になるんだと思う。
強迫性障害で、自分が喋ったことが後になって気になって仕方ないくせに、
辛辣なことを口走ったりしてしまう。
どうでもいい天気の話とか、ニュースの話とか、
そういうのは別として
喋ったことの中身を
何度も繰り返し頭のなかで上映しては吟味して
片っ端から訂正したくなる症状。
病気なの解ってるから、
そのたびにメールしたり戻っていって訂正したりはしない。
けど、その衝動を抑えるのも結構大変。
それがいつもだから余計大変。
イライラの悪魔がそばにいる時は
こうして種を蒔いたあとに刈り取る作業に追われるから
イライラに加えて強迫との闘いも始まる。
酷いスパイラル。
ストレスが溜まってても無理してても、忘れたころでないと気がつかない。
どんなことも平然とやり過ごすことが生きるための特技だったけど、
今は邪魔なスキル。
強迫性障害にも色々有るみたいで、私は潔癖強迫も強いのだけど、この症状は理解してもらえそうで難しい。
神経質な綺麗好きの人は結構な数いて、だから余計にこの症状がその延長のように理解されるのもちょっと困る時がある。
私も人に説明するときに手っ取り早く「綺麗好きが度を越して生活に支障をきたすくらい」と説明する時があるけど、実は全然違ってる。
「綺麗好き」なんかじゃ全然なくて「こだわってる」だけなんだ。
『ここがこうじゃなきゃダメ』ってことなんだけど・・・それで、『ここがこうじゃないからつらくてたまらない』んだけど。
でも、そうすると『こうじゃなきゃダメ』な理由を理屈で説明できない。
その『つらくてたまらない』度合いも尋常じゃない。
それが病気たる所以なんだけど。
だいたい、どこかの家に泊めていただいて
「すみませんお風呂が不潔な気がして入れないんです」
「キッチンの◯◯が気になってつかえないんです。」
「洗面所の××が嫌でたまらないんです。」
「お布団が、タオルが、気になって使えないんです。」
なんて言おうものなら大変な失礼だ。
ものすごく失礼だ。
そんなこと言おうものならけんかを売ってるのと同じだ。
でも、我慢してると恐ろしいストレスがかかる。
ホテルだって同じだけど、ただ、言い訳や説明をしなくて済むのはいくらかましだけど。
まったく、どうしたものか。
困る。
すごく困る。
仕方ないからストレス覚悟で挑む。
でも、クタクタです。
メンクリに行くと、
「ストレスに感じることはありましたか。
眠れていますか。
食欲はありますか。」
ドクターがロボットみたいに毎回同じ口調でパソコンの画面を見ながらキーボードを叩きながら片手間で聞いてくる。
「寝ている時じゃなくて、起きているときなんですが、呼吸が苦しくなって…。」
「寝ている時の無呼吸はあるけど、起きてる時にねぇ…。
深呼吸して下さい。
後は、ユーパンで凌ぐしか無いな。」
「はい…。」
「じゃまた、2週間後…。」
虚しい。
非常に虚しいぞ。