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moon

Author:moon
自己紹介

子どものころ性虐待を受けていました。
長い間、そのことを忘れたかのように普通に暮らしてきたのだけど、少しずつパンドラの箱を開けながら自分と向き合うことを始めています。
今はまだ途中ですが、さらに幸せになることを目指して明るい場所に向かって歩いて行こうと思っています。

はじめましてのご挨拶↓
http://moon5.blog41.fc2.com/blog-entry-185.html


私の生い立ちと長い自己紹介のサイトです。AC(アダルトチルドレン)についても試行錯誤した記録を残しています。↓
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dark side of moon

SAの後遺症、OCDと共存しながら楽しく生きようと模索中
夫と娘のこと カテゴリーの記事

取り返しの付かないこと

 パソコンの用事を済ませつつ、iTunesで音楽を聴いていました。
シャッフル機能を使って曲を流していたら、娘を思い出すある曲が流れてきて胸が苦しくなりました。
もう10年ぐらい前のことでしょうか。
娘がオススメの曲と言って教えてくれた曲です。
当時話題になっていた、ダンサブルで作者演奏者不明・・・という変わった曲。

自分で選んでかけたんじゃない曲・・・、外にいる時たまたま耳に入ってきた曲とかラジオから突然流れてきた曲に心を乱されてしまうことがよく有ります。
けど今日は、痩せ我慢してとばさずに最後まで聴いていました。
娘に無性に会いたくなりました。
LINEをしようかと思いました。
でも、色々考えて考えて、挙句の果てにそれはやめてこうしてここに気持ちをぶちまけています。

なんでそうするのか・・・自分の心を見つめてみました。
私はきっと自分の心を守りたいのです。

ずっとずっと前、娘を深く深く傷つけてしまって、もう心が通じ合わなくなってしまって、あんなにたくさんおしゃべりした彼女が、もう私に何も言葉を発しなくなりました。
何年間だったか・・・多分5年くらい、私は彼女にとって「そこにいない人」でした。
私にはつらい5年間でした。
それから少しずつ、時間をかけて私は彼女の心が溶けていくのを待ちながら、近寄っては後ずさりし、少しの言葉をかわしては有頂天になり、その反対に辛辣な言葉と態度には打ちひしがれて、それを何度も何度も繰り返しました。

私はそのときもまた痩せ我慢をして、
けど本当はとてもとてもつらかった。
けど、そんなつらさは自業自得で、娘のつらさにくらべたら「つらい」などと言うことも思うことも傲慢なのだと思った。
だから、必死でやせ我慢しつづけたのだと思います。
その間に私はすっかり臆病になり、娘と前のようには話せなくなりました。
もう二度と昔みたいに・・・。

この曲は、ようやく閉ざした心を少し開いてくれた彼女が、私に教えてくれた曲です。


取り返しの付かないこと。
そういうことが有ります。
それを認めなくてはならなくて。
そんなふうにしてある『今』 は、すべて私の選択してきたことなのだと。
それを認めなくてはならなくて。

私には、あの時のような絶望をもう二度乗り越える力は残っていないだろうと
そう感じて臆病な気持ちに支配されてしまうからなんです。

母の日

また母の日がきた。
娘としてちゃんとカーネーションを送りました。
母としての自分のことは考えない一日にします。
思えば子供が欲しかったのにさずからなかった人だっているよね。
そう、母の日嫌なの私だけじゃないよね。

母の日

さみしい母の日。

ラジオで「母の日」と聴くたびに
胸が苦しい。

右脳の中に
真っ黒な塊がある。
そこに私の孤独が詰まっている。

誰も知らない。
誰にも見ることの出来ない。
真っ黒すぎる塊。

その中に入って私は
ひっそりと息を殺してる。
もうこれ以上
悲しくならないように息を殺している。

私の母と、母である私と、
私の娘と、娘である私と、

もう絡まった糸が解けない。
解こうとすれば余計に絡まる。

だから、息を殺してる。
これ以上さみしくならないように。
THEME:■アダルトチルドレン(AC)■ | GENRE:心と身体 |

週末

20090929095132
娘にネイルしてもらったo(^-^)o

自転車

「海辺のカフカ」を読みながら眠ったら、不思議な夢を見た。

パートナーと並んで自転車をこいで、近所の道を走ってる。
だけど私の自転車は、ハンドルが変な形をしていて、ペダルがとれている。
それでも私はふらふらと、なんとかかんとか乗りこなしている。

私の見る夢は、いつも薄暗い世界なのに
めずらしく私が走っていた道は明るかった。
私の気持ちも軽かった。

目が覚めて、
誰かが用意したものじゃなくて自分で自分の自転車を手に入れようと思った。
そのことを忘れないうちにここに書いておかなきゃと思った。
私にぴったり合った自転車を私が私のために獲得しよう。
それはどんな自転車だろう。
どうやって手に入れれば良いんだろう。

考え続けなきゃ。
THEME: | GENRE:心と身体 |