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moon

Author:moon
自己紹介

子どものころ性虐待を受けていました。
長い間、そのことを忘れたかのように普通に暮らしてきたのだけど、少しずつパンドラの箱を開けながら自分と向き合うことを始めています。
今はまだ途中ですが、さらに幸せになることを目指して明るい場所に向かって歩いて行こうと思っています。

はじめましてのご挨拶↓
http://moon5.blog41.fc2.com/blog-entry-185.html


私の生い立ちと長い自己紹介のサイトです。AC(アダルトチルドレン)についても試行錯誤した記録を残しています。↓
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dark side of moon

SAの後遺症、OCDと共存しながら楽しく生きようと模索中

模様替え

久しぶりの更新で、ブログの模様替えもして気分転換しました。
コロナ禍の中皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私は、仕事もほぼ在宅で、ひたすら、出来るだけ家にいます。
家にいることはとても得意で、自粛要請でストレスを感じることもありません。
むしろ、今の生活がとても楽です。

いつも同じことを同じように同じ場所同じ人(あるいは一人)でやることが一番楽です。
記憶が朧気なのですが、昔見た「レインマン」という映画で、ダスティン・ホフマン演じる自閉症の兄 レイモンドがいつもと同じKマートでいつものトランクスを買わないと気が済まず弟(トム・クルーズ)を大変いらつかせてしまうしシーンがありました。
私は、とてもとても、レイモンドの気持ちが解るんです。
「いつもの」じゃないととても不安になるんです。
下のサイトご参考までに・・・。
https://www.eiga-square.jp/title/rain_man/quotes/8

話がそれましたが、コロナの感染は早く終息してほしいですが、私のこの生活はずっとずっと続いてほしいと内心思っている今日この頃です。
それはともかく、どうぞ皆さま感染にはくれぐれも気を付けて、ご自愛くださいませ。

私の正当な権利

メンタルクリニックではずっとカウンセリングばかりで、昨日は久々にドクターと話す機会があった。
初めてドクターに会って以来、とても楽になれたことを伝えられた。
お礼が言えて良かった。

今はもう切羽詰まった苦しさは減った。
それは何故かと言えば、加害者から距離を置いているから・・・そのことに尽きる。
では何故今は距離を置けているのか。
それは、実家に母がもういないこともあるけれど、一番大きいのは、私が私に「加害者を避けることを許した」からだ。

出来ないに決まってるのに、出来ない自分をどうにかしようともがいていた。
自分の周りのすべての理不尽なことを受け入れなきゃと思っていた。
幼い子供に性的な虐待をする大人、それをなかったことにしようとする母親、何も知らずに同席することを強要する人たち。
そんな中で「私はそんなこと全然平気だ。」と思える私を理想に掲げ、そういう自分であるふりをしていた。
あまり長いこと、もう子どものころからそうしていると、そういう「ふり」はできるようになる。
自分のことを完全に騙してしまえばいい。

それがドクターの
「それ、あなたの仕事ですか?」
という一言で、ふっと我に返ったように軽くなった。
多分その言葉を受け止める私に成長していて、その時期が来ていて、一方でそうしなければもう生きられないほど切羽詰まっていて・・・いろんなことが重なってた。
「がまんするのは、解決するのは私の仕事じゃない。」
そのとおりだ。
そんな考えがあるんだと思った。
今までよりずっと簡単で、理にかなった方法。
私の正当な権利。

メリークリスマス!!!
皆様にもたくさんの幸せが来ますように。
そしてよいお年を・・・。


プロフィール

はじめましての書き直しの書き直しです。

私は、ちょっと変わった環境の家庭で育ちました。

小学生の頃ある知人男性(このブログではXとしています)からたびたび性暴力を受けました。
そして、彼はその後、私の年の離れた姉と結婚し義兄になりました。

二年ほど前、そのことを姉と少数の親族に打ち明けることが出来、気持ちが軽くなりましたがそれからほとんど彼らとの交流がありません。

現在家族は再婚した夫と、社会人の娘。
所々の事情により 今、娘はXのいる実家で暮らしています。
10年ほど前鬱病を患いましたが今は寛解しています。
同時に強迫性障害が再発しました。
今はアップダウン有りながらもなんとかお仕事などもしています。
カウンセリングを受けながら、現実逃避ではなく本来の自分に向き合おうと思っています。
THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |

ふりかけ

新しいカウンセラーさんとはもう二回目。
若くて、かわいらしい女性で、以前の方よりちょっと頼りないような。
でも、感じの良い人で安心した。

去年の夏の事だったのか、加害者に対して自分でも不思議になった感情があった。
なぜかそのことを急に思い出して、カウンセラーさんに話してみた。



どうしても・・・な用事が何かあって、夫と私は実家に行った。
なんと加害者X氏が一人で家にいた。
姉たちの戻りを待つ間、私たちは3人で気まずい空気の中。


その時にX氏が

「ふりかけを買っておいたんだっけ。」
と言って立ち上がり、

「夏は、食欲出ないときもあるから
  ・・・これ。」

と、和紙の包装の高級ふりかけ錦松梅を私たちの前のテーブルに置いた。

「ああ、どうも。」と、夫と私と、どちらか忘れたけどボソッと言った。


そしてまた気まずい空気が流れるのだけど、
その時私は
自分の気持ちに、それはそれは混乱していた。

それがなぜなんだろ・・・と不思議で、カウンセラーさんに話しながら思い出してみた。


 おまえ、この期に及んでふりかけかよ・・・
 自分のやってきたこと解ってんのか。
 そのおかげで何がどうなったかわかってて、
 それで今、夏バテしないように、ご飯がたべられるように・・・ね、って。
 ふりかけ・・・って?
 ばかなの。

って思ったのかも。


それから

なんか・・・その「ふりかけ」ってアイテム。
X氏の手から渡された「ふりかけ」の罪のない可哀そうさと
「ふりかけ」を可哀そうにしてしまったX氏の憐れさと…。
頑張って生きてきたんだろうけど、
こんなにとんちんかんなことになってるX氏と私のことが切なくて


それで私はその時泣きそうになってた。


あれほど、
呼吸が止まるかと思うほど憎んで怒って
この手で殺してしまうことすら気持ちが悪い。
そういう人。
その人に向かって私はそのとき、何かとても予想外な感情に混乱していた。


そんなことがあったんですよ・・・って、話を終えた。


『やさしさ』じゃないですか?
moonさんの・・・

若くて優しいカウンセラーさんはそう言った。

そうですかね・・・
あいまいに笑って、でも私は少しすっきりした。


持て余してた感情を、ちょっと降ろして楽になった。




THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |

深海の魚

今お世話になっているカウンセラーさんとお別れした。
彼女のスキルアップによる転職のお話は以前から聞いていた。
治療途中でのお別れに対するお詫びとともに。
そして、先日はとうとう最後のカウンセリングの日だった。

この先生とのやりとりで一番心に残っている話は
深海の魚 のこと。

海の浅いところで泳ぐ魚もいれば、深海で生きる魚もいます。
でも中には、その間を行き来する魚がいる。
moonさんはそんな魚なんですね。

私はその言葉でなぜか急に涙があふれとまらなくなった。
先生も少しだけ当惑されていたようにも見えた。

そして、お別れになることを告げられた日のカウンセリングで

前に深海の魚のお話をしましたよね。
moonさんは、浅いところも深いところも行き来できる能力をお持ちで、
だからこそ人一倍つらい道を歩んでこられた。
でも、それはmoonさんの財産だと思うんです。

その言葉は、とてもありがたかった。
今までのつらいことが労われた気がした。
どんな優しい慰めよりも、お疲れ様 と言われた気がした。
そして私の遠回りが無駄ではなかったと、認められた気がした。

そんなふうに、私が救われたこと。
その気持ちをお別れの時、伝えてお礼を言いたかった。
どうしても。
その時に思っていたのは、もうひとつのHPに書いた私の生い立ちに出てくるH先生に対する後悔。
H先生は高校時代、暗闇でもがいていた私に根気よく手を差し伸べてくれた担任だった。
私は真っ暗な中手探りで、すべての手を払いのけ暴れ続けて、もちろんH先生の助けの手もピシャリと叩いてはねのけた。
そしてそのまま別れた。

その時の後悔をもう二度と繰り返したくないと思い、今回だけはちゃんとありがとうを言いたいと思った。

最後のカウンセリング終わり、書類に何か書き込んでまとめる先生に

先生、私。
先生が以前言ってくれた深海の話、すごく救われてて。
深海に潜る力が財産だって・・・言ってくださったこと。
その言葉、私の財産です。
新しい、財産になりました。

先生は、
ああ、よかった
嬉しいです
と言ってにっこり笑った。

コロナで自粛中なので握手はしなかったけど
本当はハグしたかったけど、
でも、ちゃんと気持ちを伝えられて満足だ。

私はこんなふうに前とは違う私になりつつある。
ちゃんと人と向き合い、自分の思いをまっすぐに伝え
自分を愛し、他者をいつくしんで
地に足をつけて、ちゃんと明るいところを
周りを見ながら、着々と歩いていく。

これからも。
THEME:近親者による性虐待からの快復 | GENRE:心と身体 |